研磨材に酸化クロム、結合材にエポキシ樹脂を使用し、発泡剤で発泡させた熱硬化性スポンジ砥石を開発しました。
<特徴>
・硬度が非常に軟らかく、可撓性があるので被研削材にスクラッチが入らない。
・スポンジが独立気泡で、比重が0.6程度と軽く、水に浮きいつまでも沈まない。
・砥石重量が軽いので、作業性が良く、人体への負荷が少ない。
・コストが割安
<用途>
・クロムメッキロールの鏡面研磨(ウェット仕様)
研磨材に酸化クロム、結合材にエポキシ樹脂を使用し、発泡剤で発泡させた熱硬化性スポンジ砥石を開発しました。
<特徴>
・硬度が非常に軟らかく、可撓性があるので被研削材にスクラッチが入らない。
・スポンジが独立気泡で、比重が0.6程度と軽く、水に浮きいつまでも沈まない。
・砥石重量が軽いので、作業性が良く、人体への負荷が少ない。
・コストが割安
<用途>
・クロムメッキロールの鏡面研磨(ウェット仕様)
ものづくり補助金事業により、昨年12月から、エポキシ樹脂を結合材にしたスポンジ砥石の開発をやってきましたが、7月末で事業が完了します。
当社は、フェノール樹脂を結合材にしたオフセット砥石とロール砥石のメーカーですが、PVAのようなスポンジ砥石を作ってみたい思いが以前からありました。スポンジの結合材を選定するにあたって、粉体より液状の方が発泡させ易いだろうという判断からエポキシ樹脂を選定しました。
ところが、インターネットで調査してみても、エポ砥石なるソリッドのエポキシ砥石は商品化されていましたが、スポンジにしたものは、特許を調査しても皆無でした。これは大変困難な課題を背負い込んだものだと先の見えない状態でスタートしました。
開発のステップは次のようなものです。
(1)液状混合機の導入
(2)エポキシ樹脂の選定
(3) 発泡剤と硬化剤の選定
(4)その他配合剤
(5)金型設計
一番新しい試作品の大体の性状は下記の通りです。
砥石形状:200φ×50φ×35t
研削研磨材:WA#2000,WA#3000
砥粒率:65%(重量%)
見掛け密度:約0.5(g/cm3) (発泡倍率 約4倍)
ロックウェル硬度:25~35(HRM)
●事業期間が終了して
PVAスポンジに代わるようなスポンジ砥石を目標に試作開発をしてきましたが、結果的には実現は無理で、PVAがグラビア印刷ロールの最終仕上げに非常に良く適合した砥石であることを認識させられました。しかし、前例のないエポキシ樹脂でスポンジ砥石を作る技術は、ほぼ確立できたのではないかと思っています。
各ステップでのトピックスは、ブログで順次紹介していくつもりです。楽しみにして下さい。